在るレシピ

友人と話す。


『どんな料理でも、やはりその人の家庭の味には
かなわないものだよね。』

料理に勝ち負けもないと思うけれども、
もし僕が子供に恵まれたら
何でも作って食べさせてあげようと思う。


ジャム、スープ、パン。
いやいやお稲荷さんもいいですよね。


家庭の味はまさに大事であって、
人生の真の贅沢はそこにこそ在ると思う。
思い出せる味を辿ると、やっぱり家庭だった。

それが贅沢であったと今になって気がつかせてくれた、
父と母と祖父と祖母に、とても感謝している。