震災が起きて、長い一週間だった。生きていた中で多分一番長かった。

どうなってしまうのか?という気持ちが強く、不安になった。

連絡が取れない焦り。一人では生きられない事も深く考えたりしていた。映像を見る度、言葉に出来なかった。たしかにそこに居た、焚き火をした浜、子供の頃キャンプした野蒜。全てが喪失していた。テレビを止めて、心撫でるものを探す、音楽とラジオ、人と話す事だった。



縁のある一人一人と話す内に、安堵の気持ちが戻ってきた、連絡も少しづつとれてきた。皆、家族を守る為に戦っていた、生き抜いていた。



ありがたい事に、僕の家族共々に気にかけて心配して頂いた。皆様、本当にありがとうございました。今、貴方何処にいたの?大丈夫?なんて久方ぶりに音信不通の知人からも連絡あったっけね。一人では生きてゆけません、おかげさまで生きています。



私事ですが、この度のこの震災で、自分の人生に僕自身が何を優先にすべきかについても考えて、答えが出た気がします。30代はそれを実践します。



今日、たまたま見れたUstでのサケロックのライブに、久々にあははと声を出して笑いました。

生活が見当たらないので、楽しくなるホニャララで。


あははと笑って、ちょっと酔っぱらったりして、少しの脱力も赦される生活が皆様に少しづつでも戻る事を願って。それでは、また会いましょう。