浅草、合羽橋
散歩には欠かせぬのは買い食いです。
歩いて行くのだ、雨の浅草、浅草寺。
たいやきを食べながら僕は浅草を歩きました。
『ふじ屋』さんという手ぬぐい屋さんで、クジラの接写の黒字に目だけ染め抜いたという手ぬぐいを買いました。
「めくじらをたてちゃいけません。という江戸の洒落言葉が効いています、」と解説より。
手ぬぐいはさっそく今夏、活躍させますとも!
それから、合羽橋道具街まで歩く事決めた僕は、
途中の熱心な芸人さんの呼び込み、ビラくばり、に感心しつつ。
あ、浅草演芸場!などと眺めながら、残りのたいやきをむぐむぐと食べて進みました。
日曜日の合羽橋はほとんど、閉まっているのです。
少し寂しい。
ふと立ち寄ったお店では野田琺瑯の製品を全品揃えてありました。
店奥には柳宗理 氏のカトラリーも。
灯火が、爆炎となり、たちまちワオッ!となって、
店内を熱心に見て回りました。ああ合羽橋はやはり愉しい!
野田琺瑯 ホーローラウンドストッカー(米びつにします)
柳宗理 氏 ステンレスボウル(ちょうど良い深さです)
を買ったのでした。
余談ですが、僕がお店を開く時には
野田琺瑯と柳宗理氏の食器具でまとめたいと思っているのです。
使い込まれていて、丁寧に磨かれている道具のある店に。