風土に還る(2日目)

【22日 仙台→八戸→浅虫温泉→東京】

仙台を9時あたりに出発。
iphoneさんが原因不明の不機嫌となってしまい、青森っこ女子からの
浅虫温泉情報はinfobarさんに送ってもらう。


八戸について、白鳥に乗車。
途中の野辺地という駅で乗り換えまち。


乗り換え待ち中に駅のホームでのんびりしてました、
45分ゆっくりすごす。

ご当地キャラ、アップくん。何故にアップか?を45分の待ち時間に考えるも閃かず。。
この配色、どこかのキャラをインスパイアされておりませぬか。。。


で到着したのが、12時30分。

陸奥湾の美しさとホタテが美味しいと聞き、
そして棟方志功氏のゆかりの地でもある、浅虫温泉です。


さっそく観光案内所で情報を聞き、【ろくさん食堂】におじゃましました。
ご家族で営まれている食堂、お家の居間のお座敷で頂きます。

ホタテ、うに、いくらの三色丼。

ほたてを生で食べるのは、あまり好きじゃなかったんです。
歯ごたえが無く、変な甘さが残るので。
しかし、陸奥湾のホタテは本当に甘くて、
歯ごたえもしっかりあって、噛むと薫りもする、本当に素晴らしい味でした。
女将さんも笑顔、おじいさんも笑顔、いいお店でした。


浅虫温泉は随所に足湯も多く、皆さん色々なとこで浸かっております。
僕は少し山側へ向かって歩き、【椿館】に日帰り入浴。

棟方志功氏が湯治で訪れたお宿ということで、正面玄関を入ると、
ロビーに沢山の作品が飾られておりました。

近くで作品を見るのは初めて、圧倒的なパワーを感じました。


お湯も良いお湯、源泉です。目に良いそうで、氏も湯治されていたようですね。
飲む温泉も初めて体験しました。
いやー、本当に芯から温まるいいお湯でした。
今度は泊まりにきたいと思います。



15時発のスーパー白鳥を、駅のダルマストーブの前で待ちます。
東北の電車の旅は、本当に落ち着きます。


人が温かいし、駅員さんと旅人の距離も近く、穏やかですしね。
電車を待つのも心地が良いです。
口笛なんか吹いて、ゆっくり入ってくる電車を待つ愉しみがここにはあります。



東京に着いたのは19時過ぎ。
「東京には、東京の美しさがあるよな」なんて思いながら、はやてを降りました。

日帰りですが、完璧にリフレッシュできたし、
土地の色々な秋の風景、人にも出逢えたことは、
また自分の引き出しの棚卸しが出来ました。


そしてきっとまた、旅をするよ。