『最期まできっと速いので。』

実はたいていの事が、最近つまらなくなっている事に気がついている。
こういうもんかって納得できちゃうからなんだと思う。

けれど、この世に未練も無い。なんて言い切る悲観的な僕でもない。
嗚呼、ギターリフに心を常に潤ませる悲哀的な僕でもない。
ただただ日常のこんなもんか、に飽きてきているだけです。
納得できちゃう事にお金を、ぽんと払えちゃうことも良くないのではないか。


郷里に帰るということは、
生きる上での嬉しさを思い出す事だなあと
暖かい日、穏やかな元旦に神社の火の前にあたり、
僕はベンチに座ってそう思っていた。

寒かろうと布団を多く掛けてくれたり、酒を注いでくれたり、炬燵で蜜柑食べて寝た。
友人の子供にお年玉をあげたり、おじさんありがとうと電話口で言ってもらった。いつも屈託ない友人と与太話をしつつ、煙草をもらって珈琲飲んだ。これってけっこう嬉しいことの連続だよ。


しかし、いつもの人たちが急に、居なくなってしまうかもしれないよ。
僕もなにか、急に最期を迎えるかもしれない。
もしかして、もうそこまで速いかもしれない。
人生初の驚異的なスピードで、スピード違反をしているかもしれない。


僕自身も、家族も友人も、皆の最期のその時なんてわからない。


だから精一杯、顔を見ておきます。
図々しくも、出来る限りあなたの時間を僕に下さい。
今年の目標です。
今年もよろしくお願いします。


東京に戻る日に矢野さんのアルバムを自部屋で聴いておりました。
10曲目の「それだけでうれしい」を聴いて、年頭に考えていた事が
まんま歌われていて、ズタボロに泣いてしまった。今、気がついて良かった。

西表島





8月に旅をした西表島の写真である。
西表島石垣島川平湾→那覇市と3泊4日。
12月がそろそろはじまろうとしている、その前に、今年した事を書き留めておこうと思った。旅情。


飛行機で那覇へ、乗り換えて40分で石垣空港、さらに高速船で40分、そこが西表島

よく行く沖縄料理屋さんがある。泡盛を呑んでいると、ご家族がやられてる旅館が在る事を教えてもらった。じゃあ、行ってみようか!という感覚で例によって軽装で旅をした。

西表島は自然の中に住むという感覚がする島だった。夜はヤモリがひょっこり現れたりする。

夕暮れが近づくと茂みがざわざわする、鳥、虫、何かの生き物の鳴き声でざわざわするから、家へ帰ろうという気持ちになったりした。運良く滞在中は晴天で、僕はただただ宿の部屋の窓を開けて、雲を見たり、波の音を聴いて寝転んでいた。

西表島に街灯、ビルは無い。僕が滞在した地域ではまず、見られなかった。そして自販機もあまり無い。


そのジャングルの中に、夜はどんな生き物がいるのかが不思議になったが、外が真っ暗なので怖いんだ。だからもう宿で泡盛なのだった。

昼は散歩をして浜に出たり、途中の農園でパイナップルジュースを飲んで休んだり、Cafeで本を読んで過ごした。夕方に宿に戻って、夜は宿のお父さんと泡盛の請福を飲んでふらふらになっていた。シークウァーサーを絞ると泡盛がぐっと呑みやすくなり、調子に乗ってストレートでぐんぐん呑んでしまう。滞在中はとても良くしてもらって、お母さんには帰る日にスパムのおにぎりを持たせてもらったり、夕飯にでたジューシーがとても美味しくて何度もおかわり!!していた。


ひとり旅は気楽なものだし、考える時間が持てる。絵はがきを買っては、思い出してちょくちょく書いていた。食事、酒を呑む事を楽しむ相手がいれば尚の事、なのだけど。僕の場合、旅にルールを作って、相手の世話や気遣いをする事を旅に持ちこみたくない、たとえ親友だったり恋人でも。最初は楽しいけど、我慢に限界がきてしまう。どうしてもの時は旅先で見つければいいだろう、とこんな我が侭な考えである。故にひとり旅が好きなのだ。また、団体様の旅は独自のルールで進む、その土地でもそのルールを通そうとするのが、見ていて非常にがっかりする。その点自分は大丈夫かい?と見直す為にも一人旅は大事なのだ。その土地に向かう理由は何でもいいが、粗暴な振る舞いは許しがたい。観光客だから何しても良いのは違う。


旅で役立った物 【Patagonia Puckerware Shirt】 即乾く、しわにならずパッキング便利、涼しいし生地の凸凹で汗でべとつかない。 雨期のタイに行った時にも大変助かったので、1枚買い足して2枚で旅へ。

旅で買った物

うい love 沖縄

うい love 沖縄

那覇市タワレコにて視聴して歌声が爽やかかつ力強くて良かったので。

 [NIKKI] 

友人の結婚式に招待され、僕は足利市へ行ってきた。
彼との出会いは大学の時、それはもう10年以上前の話になる。

4年間という平等に与えられた大学時代の喜怒哀楽、
僕自身の迷走、逆走、面白い部分のほとんどを彼と過ごしたと言っていい。
だからそのころの僕のどうでもいい珍事や自己満足的な恥部のほとんどを彼はよく知っている。僕も彼の其れを知っている。

容姿も対照的だった。一緒に服買いに行く事はなかったけど、
妙に相性のバランスが良かった。
例えば、僕があの子に振られて、ヒトコイシクッテサーとエレカシを唄えば
ロックスターになれば羽がはえてきてーとイエモンを唄う余裕。
なに、その余裕、この野郎ッ!といっても最後は笑って済んでしまうバランス。


彼との縁は卒業後も続くのだった。
この10年、珍事や恥部を笑い飛ばし、各々の今を正直に語り、前に進んできたのだ。
つつがない親交から、彼が親友であると僕は自覚していて、
とても信頼をおいている友人の一人である。



彼のご両親も大変立派な方であり、このご両親がいて彼が在ると感じる。
泊まりに行った際も快く迎えてくれ、私の話もよく話を聞いてくれる。
どうしたいか、どうなってほしいか。
次の世代に託す気持ちが話の中に織り込まれていて、自分の芯の部分に伝わってくる。
だから、招待を受けた事は大変ありがたい事である。


彼が幸せに成る事、幸せを作って行く事を応援したい。
と宴の中での彼の振る舞いを見て、そう感じた。
彼と彼の家族の幸せを心から祝える事が出来た。また、それが嬉しかった。



自分の人生で知り合った人、その人とどのくらい親交を持つかは自由だ。
相性はある。だから、希薄、疎遠になることもあるし、仕方ない。
その人の人生の幸せを祝える事に立ち合える事、それは光栄な事だ。
その人の人生の幸せを願う事、それは自分の生きる意味にも繋がる。



エレファントカシマシ
大学時代に好きで唄った歌がある、昨晩、宴の後に唄った。

新しい門出、いいじゃないか。
彼と奥さんの幸多き人生を、幸せを願う。

 渋谷 下北沢 西荻窪


ここのラテが本当に美味しい。本当だよ、飲んでください渋谷で。
夏場でもミルクのフワフワが良いので、僕はホットで頂く2杯。
暑中見舞いも書く。しかし友人の子供の名前を失念する。。
正直に電話して聞く、9月に帰省することも合わせて電話で話す。



下北沢に移動してレコード、CD等を見ながら、ぶらぶらする。
DECHOのデニムキャスケットを発見、ちょっと欲しくなる。



17時ころ、『つきまさ』で麦茶を飲んだ。
美味しくて、おかわりをした。しょうゆせんも齧った。
涼む処を散歩の途中で見つけられるのって、幸運な日だな。
と思いながら、本を読んでた。
最近も荒木経惟さんの本を読んでいる。
音楽はフジファブリックを聴いていた。

荒木経惟文学全集〈6〉A会話入門

荒木経惟文学全集〈6〉A会話入門




西荻窪に集合、19時30分。
お盆に帰省できず、残留して、さびしいのです。
なんて事の呼びかけに応じてくれるやさしい友人たち。

西荻窪「THE”ロック”食堂」へ向かった。
さんざん飲んで、アビーロードのリクエストお願いして、
美味しい料理を堪能した。

よく笑ったし、お盆のように瓶ビールを注ぎ合ったり。
お店にも優しく迎えていただいて。


ああ甘えちゃいました、写真も撮って頂いた。
酔いました、失礼なことしてないだろうか。。


きりたんぽ鍋も本当に美味しかった。
東北万歳!まるっと大好き、東北ロッケン。
美人も良いし、良いお湯もあるしな。


帰りは、肩組んで帰った。新宿で笑って別れたとこだけやけに鮮明である。大森で降りて、新居にも寝させてくれた。皆、やさしいのです。
これが夏の日、8月14日。

あいも変わらず、漫画ばかりが増えます。
売る事もせず、スタックケースに詰めます。

漫画喫茶房どうでしょうか、移動漫画喫茶、車で出張。
夏だし風鈴もつけて。団扇貸し出し無料。
桶に氷水を貼るので、どうぞどうぞ。
コーヒーは僕が淹れます、椅子は座りやすい椅子を用意しましょうか。

最近買った漫画のメモです。

珈琲時間 (アフタヌーンKC)

珈琲時間 (アフタヌーンKC)

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)

もやしもん(9) (イブニングKC)

もやしもん(9) (イブニングKC)

引き潮 (ビームコミックス)

引き潮 (ビームコミックス)


※※※

そういえば、この間の連休、
『どんとこい@藤沢遊行寺』へ行ってきました。
スタッフのみなさんが明るくて親切な方でとてもいいイベントでした。

初めてパスカルズのライブを拝見。
すごく愉しくて、感動しました。
お寺の本堂で聴けるなんてめったにない、畳でゆっくりと聴きました。
kintonunが聴けたのは嬉しかったなぁ。
アルバム『水曜日』を買って満足で帰りました。
また、聴きに行きたいです。


※※※


夏の予定としては、
WORLD HAPPINESS 2010
cocco!

うん、あとは大学時代の級友、現奥様方と久々に同期会です。
銀座集合ですって、奥様方。
僕は短パンで行きますけど。

8月の最終には、西表島へ。ビーチでごろ寝+泡盛
必要最低限の荷物で行きます、ちょこちょこと旅に必要な物を
買い足したりしています。
沖縄は初めてでして、楽しみです、あがってます。

※※※


なんだか人との出逢いが多い、この6、7月。
なんかご紹介を受ける事も多く、いちいち自分をひとつづつ
説明するのって骨折れますね。。
本棚見てください、写真みてください、
あ、あと30分DJしますんで、踊れそうだったら踊ってね。
といって自分の好きな曲をかけるだけ。
そうもいかないものなぁ。。。

でも夏は一人がいい、いろいろ自分ひとりで事足りるんだなぁ。
秋冬は人肌恋しくなるじゃない。

キャンプだったり、フェスだったりに共に行ける相手がいると
愉しいのかも知れないけども、たいがい一人で行動したくなる。。
季節関係ないですね、どうも。

あ、あと最近善い喫茶店みつけました。珈琲のみました。
http://go-jimbou.info/shoku/cafe/cafe005_kissako.html
神保町 きっさこ
本読むのにいいですよ。jazz静かめにお店に響いてるよ。

昨日の僕は、吉祥寺へ向かっていたのです。渋谷から井の頭線、ア・ゴー。
吉野氏が一日、お店番をされるとの事で、むさしの番外地へ行って参りました。
吉野氏が前掛けをされて、お店番。心優しい笑顔で嬉しかったです、病で倒れられてたと知ったのはつい最近でした、快復されてよかった。08年のアラバキ以来見ていなかったもので。


極東最前線

極東最前線


僕自身がイースタンユースを知ったのは、極東最前線というアルバム。今も聴いております。
馴染んでいたものがその手から無くなるのは、仕方ない事もある。けれど、ドッコイ生キテル街の中と言葉にする吉野氏が目の前にいる。僕はまだ仕方ない事ではない。と言う、腹の括りが成っていないのだと思う。


にゃんらぶ、良いですね!ジャマイカンフェスにて。


※※※


渋谷界隈をすたすた歩いておりました。
どのへんがど真ん中かはわかりませんが駅界隈はすごい、あまりに人が多いのはやはり苦手です。
渋谷で寄る場所は決まっているので、街角を曲がる事等ほとんどありませんでしたけども、今日はちょっと時間を作って渋谷の角を折れてみました。

そうしたら住宅街の近くに、美味しいお店、ゆっくりできるお店ありました。


つけ麺 ちっちょ極
ホルモンつけ麺。鰹節風味のスープ濃厚、でも濃厚だけどお味噌汁頂くような
いろいろなエキスがとけ込んだ味、ホルモンもぷりぷりです。美味しいです、ごちそうさまも大きな声が出ます。
店員のお兄さんの接客も気持ちよく、また足を運びたいと思います。





カフェ マメヒコ
豆好きな僕が選んだお店がここ、アイスオレとレモンケーキを頂きました。


豆を使ったメニュー、沢山あるんです。豆好きの方に紹介したいお店です!ここの店員さんも丁寧な方でした。



渋谷に住むなんて、考えられなかった僕ですがちょっと角を曲がればまた違う街の顔が見えてきて、なんか嬉しかったのです。欲を言えば住んでみたくなりました、不思議ですね東京。